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「テキストは何度も読んでいる。
授業で解説も聞いた。なのに、問題用紙を前にすると手が止まる。」
製図対策を始めた方の多くが、一度はこの風景に突き当たるのではないかと思います。
授業中はわかったつもりなのに、エスキス本番になると思い通りに手が動かない。
もちろん手順も暗唱出来ない程度の学習量は、単純に学習量の問題と片付きますが、
学習量もしっかりとこなしている方へ
「何度やっても上手く行かないのは、何が足りないのか」と自分を責める前に、
少し考えてみてください。
「覚える学習」と「使える学習」の間には、実は大きな溝があります。その溝を埋めるのは、
「思考の整理」という地道な作業です。
【覚えるだけでは完結しない理由】
エスキスには、知識の3つの段階があります。
Lv.1「知っている」→ 用語・手順を暗記している状態。でもこれだけでは試験で点は取れません。
Lv.2「整理できている」→ 知識同士の関係性・優先順位・使う条件を自分の言葉で説明できる状態。
Lv.3「使える」→ 初見の課題文を読み、判断し、図面として描き起こせる状態。
これが本番で求められるレベル。
多くの方が、Lv.1で学習を終わらせ、Lv.2を飛ばしたまま、Lv.3の練習をしています。
インプットやアウトプットという言葉を理解していない人は、
2段階学習と勘違いしがちですが、大別しても3段階になります。
【エスキスに特有の落とし穴――「最初で止まる」問題】
多くの方が陥りやすいのが、優先順位を決めて最初の工程は進められても、その後の工程が続かない。
優先順位の本来の意味は、「最初を決めること」ではありません。
「手順①から最後まで、連続して止まらず完走すること」です。
各工程は独立していません。前の工程の判断が、次の工程の前提になります。
【今年の製図試験に、本気で臨む方の一助になれば幸いです。】
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